出来事を思い出すアイデアを出し合う

5つのなぜ

5つのなぜ 手法のイメージ
手法のイメージ

進め方

  1. 物事の要因を一段階ずつ掘り下げる
  2. 一番下の要因(真因)を見つける
  3. 真因の中で最も影響の大きいものを見つける

いいところ

  • しっかり問題解決につながるアクションが作れるFive Whysなぜなぜなぜ

手法のポイント

  • 「なぜ」を避けて「何があった」にしてみよう
  • うまくいったことに対しても掘り下げをしよう

詳しいやり方

テーマとなる懸念に対して「なぜその懸念が生まれているのか」を探り、出てきた事象にさらに「なぜ」を繰り返して、ツリー状に根本原因を掘り下げていきます。10〜15分、全員で行います。

掘り下げた事象は付箋に書いて元の事象の下に貼り、線でつなぎます。書いたらすぐ貼って他の参加者に情報を提供し、インタラクティブにツリーを伸ばしていきましょう。他の人の付箋が腑に落ちなければすぐ尋ね、回答をメモ。別々の事象の関連に気づいたら線を引きます。

名前の通り5段階の「なぜ」で根本原因が出てくる傾向があります(6段階以上になることも)。掘り下げられなくなったら対象を切り替え、全体的に深いツリーに。同じ事象がループしはじめたら、視点を変えて別の事象を探しましょう。

ツリーが完成したら、「何を解消したら大元の問題が解消されるか」「どこから手をつけると切り崩せるか」という視点で、アプローチする根本原因を選びます。

進め方のポイント

最重要は「個人の批判をしない」こと。「Aさんが〇〇をやらなかったのが悪い」という批判は、解決に結びつかないうえ関係性も悪化させます。「〇〇していなかった」→「忙しくて手が回らなかった」→「カバーする体制はあったがタスク分割が甘かった」のように、チームのコミュニケーションやプロセスの問題へ客観的につなげていきます。

当事者も「責任追及ではなく、全員で助け合って原因を探っているだけ」と受け止めて、防御や弁明をしないこと。ふりかえりですべきは責任の追及ではなく、次につなげる一手を全員で考えることです。

バリエーション

この手法は**「よいところを伸ばす」ためにも使えます**。なぜうまくいったのか、成功の要因を掘るのです。また、KPTのKeep・Problemに一段階の「なぜ」を組み込むだけでも、より具体的なTryが出しやすくなります。

🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます

もっと詳しく(出典・参考書籍)