START — ふりかえりのはじめかた

始め方は、ひとつじゃない。

「ふりかえりを始めたい」と思ったあなたへ。状況別に4つのパターンを用意しました。どれか1つ、今日から試してみてください。

パターン1ひとりで、今日から始める(1日5分)

一番かんたんな始め方です。1日の終わりに、YWTをメモ帳や日報に書くだけ。Y(やったこと)→ W(わかったこと)→ T(つぎやること)の3行から始めましょう。

  • 続かない日は1行だけでもOK。スキップして溜めるより、細く長く続けるほうが効きます
  • 「つぎやること」を思いついたら、その場で実行するか、スケジュールに入れて「日付が来たらやるだけ」に
  • KPTかYWTで迷ったら、前向きに続けやすいYWTがおすすめです

くわしい始め方を読む →3行の書き方・置き場所・続かない日の運用まで

パターン2チームで、まず30分やってみる

「時間がない」チームの最小構成です。場づくりと思い出しを1つの手法で兼ねるのがコツ。

  • 希望と懸念(15分):「こうなりたい」と「ここが不安」を付箋で出し合い、話すテーマを絞ります
  • 1%の改善アイデア(12分):根本解決を狙わず、1%でもよくなるアイデアをたくさん出します
  • ③ふりかえりのふりかえり(3分)+/Δで今日の進め方をさっと見直します

アクションの決定・実行はふりかえりの外でOK。まず「集まって話すと良いことがある」という体験を作りましょう。30分のふりかえりが実際どんな様子になるのかは、実例記事「はじめてのふりかえり、のぞいてみよう」で見学できます。

この組み合わせで試す →「ふりかえりを作る」が手法セット済みで開きます

パターン3定番でしっかり90分

1週間分をまるっとふりかえる王道の組み立てです。8名程度までのチームなら、時間に追われず具体的なアクションまで出せます。

  • ①場づくり:Good & New(10分)— よかった出来事・新しい気づきを全員一言以上
  • ②思い出し:タイムライン(30分)— 個人で10分黙々と書き、5分で貼り、15分で共有
  • ③アイデア出し:3Ls(20分)— タイムラインの上にLiked・Lackedを載せ、最後にLonged forを話す
  • ④アクション:SMARTな目標(20分)— 10分で具体化し、10分で軽く実行して考慮漏れを補完
  • ⑤ふりかえりのふりかえり:+/Δ(10分)— 5分で話し、5分でアクションのタスク化

時間配分に迷ったら「10・30・20・20・10」の比率を目安に。ただし設計どおりが正解ではなく、その場に合わせて必要な部分に時間を使いましょう。

この組み合わせで試す →「ふりかえりを作る」が手法セット済みで開きます

パターン4イベント直後の「5分ふりかえり」

ふりかえりが一番効くのは、何かが行われた直後です。お客様との打ち合わせ、1on1、勉強会。終わったあとの5分で、「うまくいったこと・次に改善できること」を話す習慣をつけましょう。定期開催のふりかえりより先に、この習慣から始めるのもアリです。

くわしいやり方を読む →言い出し方のセリフ・2つの問い・反省会にしない線引き

STEP UP — もっと深く知る

始めたら、次はここ。

ふりかえりを始めた人・もっとうまくやりたい人向けのガイドです。今後もこの区分にコンテンツを増やしていきます。

慣れてきたら、目的に合わせて自分で組み立ててみましょう。

「ふりかえりを作る」で組み立てる → 手法カタログを眺める →