出来事を思い出すアイデアを出し合うアクションを決める

YWT

YWT 手法のイメージ
手法のイメージ

進め方

  1. Y(やったこと)を話し合う
  2. W(わかったこと)を話し合う
  3. T(つぎやること)を話し合う

いいところ

  • シンプル
  • ポジティブな意見が出やすい

手法のポイント

  • やったこととわかったことを一緒に考えてみるのもよい
  • つぎやることはわかったことをより広げたり、強化することを考えてみよう

詳しいやり方

YWTはひとりでも、チームでも、学びの場でも使える、経験学習サイクルを回すのに適した軽量な手法です。

ひとりで行う場合(1日なら5〜15分、1週間なら10〜30分):Y→W→Tの順に付箋やメモ帳に書き出します。道具がなければ頭の中で考えるだけでも効果があります。「やったこと」は時系列順に、感情も一緒に(「XXXをして、XXXと感じた」)。「わかったこと」は、なぜその感情を感じたのかを掘り下げると見つけやすくなります。「つぎやること」は3〜5分でアイデアをたくさん出してから、1日のふりかえりなら1つ、1週間なら最大3つに絞ります。

思い出しの問いの例:どんなタスクをしたか/誰とどんな会話をしたか/挑戦したことは何か/いつもと変わったことは何か/もっとも嬉しかった・悲しかったことは何か。

チームで行う場合(1週間なら30〜60分):色の違う付箋でY→W→Tを順に書き、貼りながら共有します。ここで意識すべきは、自分以外が出した「やったこと」から学んだこと・気付いたことを積極的に出すこと。複数人でふりかえる最大のメリットは、自分にはない価値観や観点から、ひとりでは出せない学びを得られることです。「つぎやること」は「全員で取り組むこと」を意識して考え、最大3つ程度に絞って認識を合わせます。

進め方のポイント

他者の意見から引き出す」ことを繰り返し意識させましょう。自分ひとりの視点だけだと部分最適なアクションになりがちですが、他者の意見を聴いたうえで全員のためのアイデアを出すことで、全体最適に向かうアクションが生まれやすくなります。

なお、ひとりのふりかえりでKPTとYWTのどちらを使うか迷ったら、YWTがおすすめです。人は問題や課題に目が行きやすく、Problemばかり見えてふりかえりが辛くなりがち。「わかったこと」を軸にするYWTなら前向きに続けやすいのです。

🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます

もっと詳しく(出典・参考書籍)