GUIDE 3/4 — 入門ガイド

ふりかえりで、何が変わるの?

まず、失敗が怖くなくなります。ふりかえりのあるチームでは、失敗は「責められるもの」ではなく「学びの材料」。どうせ次のふりかえりでみんなで学びに変えるとわかっているから、挑戦や実験がしやすくなります。

次に、改善が「カイゼン」になります。一度きりの改善で終わらず、毎週すこしずつ良くなり続けるループが回り始めます。1回のふりかえりで変わるのはほんの1%かもしれません。でも1%の積み重ねは、半年後のチームを見違えるほど変えます。

そして、チームの関係の質が上がります。お互いの感情や価値観を毎週すこしずつ共有していると、「この人はこう考えるんだ」がわかってきます。関係の質が上がると思考の質が上がり、行動の質が上がり、結果の質が上がる。組織論で有名な成功循環モデルそのものが、ふりかえりの中で起こります。

ふりかえりは、チームの「振り返る時間」であると同時に、チームが自分たちの手で自分たちを良くしていく、いちばん小さな一歩なのです。