アイデアを出し合うアクションを決める

Effort & Pain / Feasible & Useful

アイデアを「労力(Effort)」と「解消される痛み(Pain)」の2軸マトリクスで分類し、優先順位を決める手法。ふりかえり以外でも重宝します。

⏱ 5〜10分 👥 2人〜
Effort & Pain / Feasible & Useful 手法のイメージ
手法のイメージ

進め方

  1. 全員無言でアイデアを2軸に分類する(3分)
  2. 表を眺めて疑問点を共有・解消し、必要なら移動する(3〜7分)
  3. Effortが小さくPainが大きい候補から、実行するものを最大3つ選ぶ

いいところ

  • アイデアの優先順位が一目でわかる
  • 5〜10分でさっと絞り込める

手法のポイント

  • 無言で分類する時間と、会話する時間を分けよう
  • 付箋が一か所に固まらないよう、相対評価で分散させよう

詳しいやり方

Effort & Painは、Effort(アクションの実行にかかる労力)とPain(どれくらい「痛み」を解消するか)の2軸で意見を分類する手法です。事前準備は不要、説明を含めて5〜10分。

  1. 無言で分類する(3分):全員で、出てきたアイデアやアクションを2軸のマトリクスに貼っていきます。分類はあくまで相対評価。一か所に固まりすぎないよう分散させます。自分のアイデアだけでなく、他人のアイデアも積極的に分類しましょう。内容がわからない付箋を見つけたら、その場で確認します
  2. 共有・調整(3〜7分):分類済みの表を眺めながら、疑問点をチームで共有して解消します。場所の移動が必要なら適宜動かします
  3. 候補を選ぶEffortが小さくPainが大きいものがアクション候補として最適。Effortが大きくPainも大きいものが第2候補です。候補の中から、実行するアイデアを最大3つ、会話して決めます。必要ならドット投票や信号機でさらに絞り込みます

Painの代わりに**Gain(どれくらい利益を得られるか)**を使ってもOK。Feasible & Useful(実現可能性×有用性。両方大きいものを選ぶ)も、軸が違うだけで手順は同じです。

進め方のポイント

① 無言で分類する時間と、会話する時間を分ける。 最初から会話しながら分類すると、1つずつ合意を求めてしまい時間がかかりすぎます。まず無言でさっと分類し、認識のズレがある部分だけ会話しましょう。

② 付箋を一か所に固めない。 集まりすぎると読みにくいだけでなく、「まとめて全部やろう」という意識が働いてしまいます。絶対評価ではなく相対評価で、ボード全体を使って分散させましょう。

🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます

もっと詳しく(出典・参考書籍)