チャットで行うふりかえりの例
2026-08-14 ・ 元記事: Qiita
この記事について
私が所属していたチーム「オキザリス」で行っていた、チャットで行うふりかえりを紹介します。「ふりかえりは会議室に集まってやるもの」というイメージを、いい意味で壊してくれる事例です。
30分スプリントでの、1分のふりかえり
当時のオキザリスは「30分フラクタルスプリント」を取り入れて日々の開発を進めていました。30分ごとにスプリントが回るので、ふりかえりも30分に1回、1分のペースで行います。
1時間スプリントだったころはBlokusなどを使ったふりかえりをしていましたが、1分という時間の都合上、ふりかえりはより簡単に書ける形へと進化しました。行き着いたのが、チャットに書き込むだけのふりかえりです。そのスプリントでの活動や感想など、なんでもいいのでチャットにポストしていきます。
これだけでも、ちゃんとふりかえりとして機能します。書き込みをきっかけにコミュニケーションが生まれますし、スプリントに参加していない人も、チャットを見ればなんとなく何が行われていたのか分かるようになります。
当時のチームは、アジャイルチーム(5名)とマーケティングチーム(2名)の複合チームで、普段の活動はバラバラでした。マーケティングチームは2人が不定期に活動する形だったため、ふりかえりの最初に活動時刻を書くようにしていました。別々に活動していても、定期的にふりかえりの発信があるおかげで、互いの状況がすぐ分かる状態を保てていました。
1週間に一度の、じっくりふりかえり
チャットの1分ふりかえりだけでなく、週に一度、30分のふりかえりも行っていました。こちらは全員での雑談をベースに、Confluenceに共同編集で書き込んでいくスタイルです。
チームメンバー全員がふりかえりチートシートを手元に持っていたので、「今日はどの手法でやりたいか」を最初に決めてから始めます。Blokusの表形式を使うこともあれば、シンプルな箇条書きのこともあり、形式はその時々でバラバラ。ここで次のスプリントの実験内容やアクションを決めていきます。ちなみに、30分フラクタルスプリント自体も、この週次ふりかえりから生まれました。
ふりかえりの形は様々
ふりかえりの形は、その時のチームによって異なります。チームの現状に合った形で、そして好きな形を作り上げていけることが、ふりかえりを効果的で、かつ楽しくするコツです。1分のチャットふりかえりでも、じっくり30分のふりかえりでも、どちらも立派なふりかえり。ぜひ、あなたのチームに合った形を探してみてくださいね。