手法解説

ふりかえりを更に拡張する「ふりかえりカタログ(コミュニティ版)」

2026-08-10 ・ 元記事: Qiita

この記事について

あなたのふりかえりを更に拡張する「ふりかえりカタログ(コミュニティ版)」を紹介します。

ふりかえりカタログ(コミュニティ版)は、ふりかえりの数多くの手法とその特徴を網羅した、みんなで編集できるカタログです。オンラインホワイトボードツール「Miro」で作られていて、どなたでも利用できます。

利用はこちらから → ふりかえりカタログ(コミュニティ版)

前身のふりかえりカタログは2021年1月にPDF版・SpeakerDeck版でリリースして以降、約8万viewと、長く多くの現場でご利用いただいてきました(SpeakerDeck版はこちら)。それをより使いやすく、コミュニティとしてみなさんの意見を反映できる形にしたのがコミュニティ版です。2024年1月11日のRegional Scrum Gathering Tokyo 2024のセッション内で、参加者のみなさんとともに作成・公開されました。

なにが嬉しいの?

Miro上のカタログなので、手法のイメージ図ごとコピー&ペーストして、そのまま自分たちのボードでふりかえりを始められます。オンラインワークとの相性は抜群です。手法は「手法名」「使う場面」「イメージ」「出典」「進め方」「いいところ」「手法のポイント」の7区分で整理されていて、ふりかえりの7つのステップ(場をつくる・出来事を思い出す・アイデアを出し合う・アクションを決める・カイゼンする、など)ごとに探せます。

そしてコミュニティ版ならではの楽しみが、各手法に貼られた「やってみた」の付箋です。実践した人の思い出・感想・ちょっとしたTIPSが手法ごとに貯まっていて、これから試す人の道しるべになっています。この付箋の文化は、当サイトの手法カタログの「みんなの実践メモ」にも受け継がれています。

使い方いろいろ

眺める。まずはボードの中をふらふらと散歩してみてください。マウスの右クリックドラッグで移動、ホイールで拡大縮小。それだけ覚えれば十分です。知らない手法との偶然の出会いが待っています。

手法を選んで、コピーして、ふりかえる。目次やステップ別の一覧から手法を探し、気に入ったらイメージ図ごとコピーして自分たちのボードへ。進め方とポイントを見ながら、そのままふりかえりを始められます。

やってみた感想を書き残す。実践したら、手法の下の付箋エリアに一言どうぞ。あなたの感想が、次にその手法を試す誰かの背中を押します。

自分で手法を書き足す。カタログにない手法を知っていたら、手法テンプレートを使って書き足せます。どんなに粗々でも大丈夫。Wishlistに「この手法を載せてほしい」と書き残すだけでもOKです。

カタログの改善案を出す。「もっとこうなったら使いやすいのに!」という要望もバシバシ書いてください。優先順位をつけて取り込んでいきます。

コミュニティに参加して一緒に育てる

隔週月曜の20:30〜21:00に、「ふりかえり実践会」コミュニティの有志で更新作業を行っています。ふりかえりカタログに興味がある人ならどなたでも参加できます。まずはMiroのボードにアクセスして、案内からDiscordへご参加ください。

なお、手法の詳しい進め方や出典まで読みたいときは、当サイトのふりかえり手法カタログもあわせてどうぞ。Miro版とWeb版、使いやすいほうからふりかえりの世界を広げてみてください。

利用のお願い

「よい」と思ったら、ぜひいろんな所でリンクを共有してください。使ったときにX等で「ふりかえりカタログを使ったよ」とポストいただけると、作成者一同の励みになります(もちろん強制ではありません)。誤字脱字の指摘も、Wishlistや X で書いていただければ、拾い次第更新します。