ひとりでふりかえるための15の「観点」
2026-07-24 ・ 元記事: Qiita
1年の節目や、月の終わり。ひとりでふりかえりをすると、これまでの学びや気づきが「成長」として実感でき、次の目標も立てやすくなります。
ただ、ひとりのふりかえりには落とし穴があります。自分が得意な観点だけでふりかえりがちで、思い出しやアイデアが広がりにくいのです。そこでこの記事では、ふりかえりの観点を6分類・15個に整理しました。いつもの自分にない観点を1〜2個取り入れて、ふりかえりを進めてみてください。
分類A. 事実(観点1〜2)
実際に起こった出来事を、5W1H(誰と・何を・どこで・いつ・なぜ・どのように)とあわせて思い出します。
観点1. 成功:うまくいったこと、何かのきっかけになったこと、よい変化、継続できていること、ヒヤッとしたけどなんとかなったもの。
観点2. 失敗:うまくいかなかったこと、ミス、「しまった」と思ったこと。責める材料ではなく、学びの原石として拾います。
分類B. 感情(観点3)
観点3. 感情:嬉しい・楽しい・わくわく。凄い・憧れ・感謝したい。悲しい・つらい・ストレス。怒った・うんざりした。事実と感情をセットで書くと、自分が何を大事にしているかが見えてきます(チームでやる場合はタイムラインがこの構造です)。
分類C. 学び(観点4〜5)
観点4. 学び:学んだこと、血肉になったこと、他の人に伝えたいこと、マネしたいと思えること。
観点5. 気づき:小さな気づき。「気づき」は言語化しないと流れていってしまうので、YWTの「わかったこと」のように意識的に書き出しましょう。
分類D. 時系列(観点6〜10)
観点6. 過去:過去に何があったか。
観点7. 現在:いま何が起こっているか。
観点8. 未来:このままだと未来はどうなりそうか。
観点9. 理想:本当はどんな状態でありたいか。
観点10. ギャップ:理想と現在の差は何か。ギャップが見えると、次にやることが自然と浮かび上がります(ありたい姿や希望と懸念はこの観点の手法です)。
分類E. 視点(観点11〜13)
観点11. 立場:上司から、後輩から、顧客から、家族から。立場を変えて自分の行動を眺めます。
観点12. 主観:自分自身はどう感じたか。
観点13. 客観:第三者から見たらどう見えるか。主観と客観を行き来すると、ひとりでも多面的なふりかえりができます。
分類F. 情報(観点14〜15)
観点14. 定量:数字で測れるもの。作業時間、完了数、体重でも歩数でも。定量データは記憶の偏りを補正してくれる強い味方です。
観点15. 定性:言葉でしか表せないもの。印象、雰囲気、手触り。数字にならない変化にこそ、大事な兆しが隠れています。
まとめ:観点は「レンズの交換」
15個すべてを使う必要はありません。今週は「感情」、来月は「理想とギャップ」のように、レンズを交換するつもりで観点を変えると、同じ日々からでも違う学びが取り出せます。
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