場を設計する。ふりかえりは始まる前に半分決まっている
心理的・物理的の両面から場を設計でき、次のふりかえりの冒頭5〜15分に場作りの活動を組み込める
こんな光景を見たことはないでしょうか。定刻、メンバーがぱらぱらと会議室に集まってきます。パソコンを開いたまま座る人、前の会議の続きをチャットで打っている人。ファシリテーターのあなたが「じゃあ、今週のふりかえり始めます。どうでした?」と切り出すと、数秒の沈黙。誰かが「特にないですかね」とつぶやいて、また沈黙。あの、部屋の空気がわずかに重くなる感じ。
あれは、メンバーのやる気の問題ではありません。場ができていないだけです。
先週、ファシリテーターは「促す人」だと確認しました。今週はその続きで、こんな問いから始めます。促す仕事は、いつ始まるのでしょうか。
ふりかえりの開始時刻から、ではありません。始まる前からです。もっと言えば、ふりかえりがうまくいくかどうかの半分くらいは、始まる前に決まっています。今週のテーマは、その「前半戦」。場作りです。
ふりかえりで一番大事なもの
「ふりかえりの中で最も大事なものは何か」と問われたら、私は「場作り」だと答えます。手法でも、進行のうまさでもありません。
理由は単純で、どんなに良い手法を選び、どんなに良い問いを投げても、安心して口を開けない場では、何も出てこないからです。レッスン1で、ファシリテーターの仕事は「バラバラに配られた情報をテーブルに出るように促すこと」だと話しました。ところが、この促しが効くかどうかは、場の状態に完全に依存します。「こんな小さいこと言っていいのかな」「これを言ったら誰かのせいにしてるみたいにならないかな」という迷いが場に漂っているとき、あなたの問いは空振りします。逆に、場さえ整っていれば、ファシリテーターが背中をそっと押すだけで、意見もアイデアも自然に流れ出します。
つまり場作りとは、促しの成功率を事前に引き上げておく仕事です。当日のファシリテーションが「点を取る時間」なら、場作りは「点が入りやすいコートを作る時間」。ファシリテーターの腕の見せどころは、実は開始前にあります。
目指す状態は「前向きな対話」
では、場が整った状態とは、具体的にどんな状態でしょうか。言葉にすると、前向きな対話ができている状態です。2つの言葉に分けて見てみます。
前向き。ふりかえりの最終ゴールは、チームを成長させ、プロセスをカイゼンし、事業や組織をよりよい未来へ向かわせることです。成功を続けるには何ができるかを考えるのにも、うまくいかなかったことへの改善案を考えるのにも、前向きな気持ちが要ります。後ろ向きの空気の中で生まれるのは、改善案ではなく犯人捜しと言い訳です。
対話。ここ、よく誤解されるところです。対話(ダイアログ)は、議論(ディスカッション)とは違います。議論は「こちらの案の方が良い」「その案はダメだ」と案を戦わせ、勝ち負けを決める営みです。対話は、いろんな意見をいったん場に並べて尊重し合い、混ぜ合わせることで、ひとりで考えていたら生まれなかったアイデアを生み出す営みです。ふりかえりの場に必要なのは後者です。誰かが勝つ会話ではなく、チームが勝つ会話。
場が議論に傾き始めたときのために、切り替えの一言を持っておくと安心です。「どっちが正しいかは一回置いて、両方ボードに並べてみましょう」「AかBかじゃなくて、AもBも成り立つ第3案ってないですかね?」。勝ち負けの土俵から、並べて眺める土俵へ。この土俵替えができるのは、進行の帽子をかぶったあなただけです。
この「前向きな対話」ができている環境が整うと、自然とコミュニケーション量が増え、どんなに小さな出来事でも共有され、アイデアへと変換される流れが生まれます。ここまで来れば、手法の細部にこだわらなくても、ふりかえりは勝手に前へ進みます。
場は2つの成分でできている
前向きな対話への準備、すなわち場作りは、2つの成分に分解できます。
心理的な場作りは、心の準備です。「ふりかえりに臨む心の準備ができている」状態を作ります。物理的な場作りは、場所の準備です。「ふりかえりに臨む場所の準備ができている」状態を作ります。片方だけでは足りません。心が整っていても、対面で睨み合う座席では対話が育ちませんし、素敵な部屋を用意しても、心が閉じたままでは付箋は増えません。順番に見ていきます。
心理的な場作り:冒頭の5〜15分を必ず使う
まず大原則から。ふりかえりの冒頭5〜15分は、場作りの活動に使ってください。60分のふりかえりなら、最初の10分です。「時間がもったいない」と感じるかもしれませんが、逆です。この10分を削ると、残り50分の効果が下がります。ウォーミングアップなしで全力疾走する人がいないのと同じです。
心理的な場作りの活動には、目的別に4つの種類があります。
①チームビルディングをする
関係の質そのものを上げたいときに選びます。代表は「感謝」。ふりかえりの冒頭に、お互いへの感謝をひとことずつ伝え合うだけで、場の温度は目に見えて変わります。コミュニケーションがぎくしゃくしている時期のチームなら、場作りだけでなく、ふりかえりの時間まるごとをチームビルディングに使ってしまうのも手です。
②ふりかえりのルールを決める
代表はDPA(Design the Partnership Alliance)です。「今日のふりかえりをどんな雰囲気でやりたい?」「その雰囲気にするために何をする?」の2つの問いに全員で答え、全員が合意したものをルールとして掲げます。「楽しく」「人を責めない」「スマホは見ない」。自分たちで決めたルールは、押し付けられたグランドルールの何倍も守られます。初回のふりかえりや、メンバーが入れ替わった直後に、特に効きます。
DPAの空気感を、少しだけ実況してみます。「今日のふりかえり、どんな雰囲気でやりたいですか?付箋に1枚ずつどうぞ」。出てくるのは「気楽に」「笑いがあるといい」「遠慮なく」。「じゃあ、その雰囲気にするために、具体的に何をしましょう?」「間違ったこと言ってもツッコまない」「まず『いいね』って言ってから返す」。ここで大事なのは、全員が「それでいい」と手を挙げて合意する瞬間を作ることです。ボードの隅に貼られたこの2〜3枚の付箋は、以降のふりかえりで場が荒れそうになったとき、ファシリテーターであるあなたの代わりに場を守ってくれます。「あれ、今日の約束どうだったっけ?」と指差すだけでいいのですから。
もうひとつ、地味に効く心理的な場作りがあります。事前のヒアリングです。ふりかえりの前日までに、「今度のふりかえりで話したいこと、ある?」「最近気になってることは?」と何人かに軽く聞いておく。希望や不安を事前に知っておけば、当日の構成をそこに寄せられますし、聞かれた本人は「自分の話が出る場だ」と思って参加してくれます。促しは、開始前から始められるのです。
③ふりかえりの目的を決める
「今日は何のためにふりかえるのか」を最初に揃えます。「先週はリリース直後だから、今日は障害対応の学びを拾う回にしよう」。目的が揃うと、脱線が減り、意見の焦点も揃います。テーマ決めをチームに委ねれば、それ自体が「自分たちのふりかえりだ」という当事者意識を育てます。
④アイスブレイクをする
一番手軽なのはチェックインです。「今の気持ちを一言で」「この1週間を漢字一文字で」。全員が一度声を出す、というのがポイントです。最初の5分で一度も話さなかった人は、その後も話しません。逆に、冒頭にどんな小さなことでも一度発言しておくと、その後の発言のハードルは劇的に下がります。信号機(今の気分を赤・黄・青で示す)なら、声を出すのが苦手な人でも参加できます。
4種類をどう選ぶか。迷ったら、チームの今の課題に合わせてください。関係がぎこちないなら①、意見の出方に不安があるなら②、話が散らかりがちなら③、単純に硬いなら④。そして、毎回同じでなくて構いません。むしろアイスブレイクを変えるだけでもマンネリは防げます。ここは、ファシリテーターが遊べる場所です。
ここで一度、読むのをやめて手を動かしてみてください。場を作る手法の一覧を開きます。154種の手法のうち、この段で使えるものだけが並びます。ざっと眺めて、名前が気になったもの、やったことがないものを最低2つ開いて、中身を読んでみてください。
なぜこれをやってもらうかというと、場作りの引き出しは、どこかで見聞きして、名前ややり方をイメージできる手法の数で増えるからです。何も場作りに対してイメージがない状態と、「感謝」「DPA」「チェックイン」と名前ややり方をなんとなく知っている状態とでは、次のふりかえりで「やってみよう」と手が伸びる確率がまるで違います。それに、ここで「これ面白そう」と思ったものは、たいてい記憶に残ります。あなたのチームに合うかどうかは、やってみるまで分かりません。まずは2つ、のぞいてみてください。
物理的な場作り:座り方が話の向かう先を決める
次に、場所の準備です。ここでは対面で集まる場合を扱います(リモートは次のステップでまとめます)。一番効くのは、空間レイアウトです。
テーブルを挟んで向かい合って座ると、人対人の構図が物理的に生まれます。チームの議論をしているつもりでも、ふとしたきっかけで熱くなると、視線の先にいる「人」への言及が始まってしまう。目と目が合う時間が長いこと自体が心理的な負荷になる人もいますし、上下関係のあるメンバー同士が対面に座ると、それだけで威圧感が生まれます。
そこで、全員がホワイトボードの方を向く配置に変えます。すると構図は人対問題に変わります。問題は付箋に書かれてボードに貼られ、チームは横に並んで、一緒にそれを眺める。責める相手が視界から消え、代わりに攻略すべき問題が正面に来る。実例記事のレッスン1『ファシリテーターは「答えを出す人」ではない』でも触れた「人じゃなくて仕組みの話をしよう」という転換は、実はレイアウトの力で半分お膳立てできるのです。椅子の向きを変えるだけ。今日からできる、最も費用対効果の高い場作りです。
レイアウト以外にも、打てる手はあります。リラックスの演出です。落ち着いた音楽を小さく流す(激しい曲や歌詞のある曲は不向きです)。飲み物やお菓子を持ち込む。飲食にはリラックス効果があるだけでなく、「ふりかえりはちょっと特別な、楽しみな時間だ」という位置づけをチームに作ってくれます。リラックスは怠けではありません。リラックスがアイデアを生むのです。緊張した頭からは、守りの意見しか出てきません。
そして道具。付箋、ペン、ホワイトボード。壁が使えるなら壁も立派な道具です。空間を広く使い、立って、動きながらやるふりかえりは、座りっぱなしのふりかえりより体温が上がります。立つと、人は動けます。動けると、付箋を貼りに行けます。貼りに行けると、発言のハードルが下がります。「座って挙手して発言」と「立ってボードに貼る」では、同じ意見でも出やすさがまるで違うのです。
細かいことですが、並び順にも気を配れると一段上です。上司と部下が真正面、苦手意識のある同士が隣、といった配置は、本人たちが意識しなくても発言量に影響します。円やコの字にして「正面」を作らない、役職が上の人ほどボードから遠い端に立ってもらう。このあたりの小さな設計は、誰にも気づかれません。気づかれないのが、良い場作りです。
もうひとつ、大事なことを。場作りは、ファシリテーターの独占業務ではありません。みんなでやりましょう。開始15分前から全員で机を動かし、ボードを準備し、お菓子を買いに行く。この準備の時間そのものが、すでにチームビルディングです。「今日はこれをみんなでやってみようよ」という空気が作れたら、最高です。
リモートの場合の物理的な場作り
リモートのチームでも、原理はまったく同じです。心理的な場作りの活動は、そのままオンラインでできます。違うのは、場所の準備のしかただけ。むしろ、対面なら会議室に入れば自動的に揃っていたものを、ひとつずつ自分で用意しなければならないぶん、手間は増えます。
リモートでの物理的な場作りは、ボード・通話ツール・音声・操作の案内の4つで考えてください。
ボードは対面のホワイトボードにあたるもので、MiroやFigJamのようなオンラインホワイトボードが本体です。これを画面の主役にすると、オンラインでも「人対問題」の構図が作れます。逆に、顔のギャラリービューを見ながら話すのは、対面でテーブルを挟んで向かい合うのと同じ「人対人」です。
そのボードは、事前にテンプレートを用意しておきます。「どこに付箋を書けばいいのか」が分からない状態は、対面で言えば模造紙も付箋も出ていない部屋に通されたのと同じです。貼る場所を四角い枠で作り、動かないようロックしておきます。付箋の色分けやドット投票用の丸も、始まる前に置いておきましょう。あわせて、全員がボードを開けるかどうかも事前に確かめておきます。当日「入れません」から始まると、場の温度は一気に下がります。
通話ツールは、対面で言えば「同じ部屋にいること」にあたります。ZoomでもMeetでもTeamsでも構いませんが、可能な限り顔を見せてもらってください。表情や頷きが見えるかどうかで、話しやすさはまるで変わります。相手の反応が見えないまま話し続けるのは、暗い部屋に向かって喋っているのと同じです。
ただし、カメラONの強制は、それ自体が心理的な負荷になる人もいます。おすすめは、これもDPAで決めてしまうことです。「今日はカメラどうする?」と冒頭に聞いて、チームの合意にしてしまう。ファシリテーターが決めるのではなく、チームが決める。先週からの原則は、こんな細部にも一貫して使えます。
音声は、可能な限りミュートにせず、ずっとオンにしておくのがおすすめです。ミュートを外す一手間があるだけで、「わざわざ言うほどのことでもないか」と飲み込まれる相づちや、笑い声や、小さなつぶやきが消えます。ふりかえりで拾いたいのは、まさにそういう小さな声です。常時オンにしておけば、「うんうん」「あー、それある」が自然に混ざり、場に温度が生まれます。生活音が避けられない人だけがミュートを使う、という形にしておきましょう。
声にまつわる工夫をもう2つ。ひとつは、発言の順番を仕組みで決めておくこと。リモートでは「誰が話すか」の牽制で数秒が消えます。「自分の付箋は自分から話す」と決めておくだけで、その数秒がなくなります。もうひとつは、声とテキストの二刀流。声で話すのが苦手な人も、チャットや付箋でなら饒舌なことがよくあります。「声でもチャットでも、出しやすい方でどうぞ」の一言で、参加の入口が2倍になります。
操作の案内は、対面で言えば「ペンと付箋の置き場所を教えること」です。ボードの使い方を、開始前に簡単に説明しておきます。付箋の作り方、書き方、動かし方。それだけで当日のもたつきが減ります。進行中も、指示語は捨ててください。「これ」「あそこ」は通じません。「右上の青い付箋」と言葉にするか、自分のカーソルをその場所へ動かして「私のマウスのところを見てください」と言う。対面で全員がホワイトボードを向くのと、まったく同じことをしています。
そして、操作に不慣れな人がいるなら、手法の側を簡単にしてしまうのがいちばん早いです。あらかじめ用意しておいた付箋に書き込むだけ、ドットシールを動かして投票するだけ、絵文字でリアクションするだけ。この形なら、ツールの練習という気負いなしに参加できます。しかもこれは、心理的な場作りを兼ねられます。全員が一度ボードに触れて、自分の痕跡を残す。ステップ2で「最初の5分で一度も話さなかった人は、その後も話さない」と書きましたが、リモートではこれが「最初の5分で一度もボードに触れなかった人」にもそのまま当てはまります。
最後に、時間のこと。リモートでは対面より時間がかかります。目安は対面の1.1〜1.5倍。慣れていないほど、人数が多いほど延びます。同じ時間で押し込もうとすると、場作りが真っ先に削られます。時間の見積もりそのものが、リモートの場作りの一部です。
ここまでのまとめ
実践に入る前に、ここまでの4ステップで学んだことを、ひとつずつ思い出しておきましょう。
ステップ1:ふりかえりで一番大事なもの
いちばん大事なのは場でした。安心して口を開けない場では、何も出てきません。目指す状態は前向きな対話で、場は心理的な場作りと物理的な場作りの2つの成分でできています。
ステップ2:心理的な場作り:冒頭の5〜15分を必ず使う
冒頭の5〜15分を、場作りの活動に必ず使います。チームビルディング、DPAでルールを決める、目的を決める。ここを惜しむと、残りの時間の質が落ちます。
ステップ3:物理的な場作り:座り方が話の向かう先を決める
対面で集まるときの話です。人対人で向き合うと「誰が悪いか」の話になり、人対問題で横に並ぶと問題と戦えます。リラックスの演出がアイデアを生む。座り方と道具だけで、話の向かう先は変わります。
ステップ4:リモートの場合の物理的な場作り
リモートでも原理は同じで、ボード・通話ツール・音声・操作の案内の4つを事前に整えます。ボードを画面の主役にすれば「人対問題」が作れます。カメラや発言のしかたも、冒頭で決めておきます。
よくある疑問
Q. 場作りに10分も使ったら、本題の時間が足りなくなります
足りなくなるのは、たいてい時間ではなく発言です。試しに一度、場作りありとなしを比べてみてください。場作りに10分使った回の方が、残り時間の密度が高いはずです。それでも時間が惜しければ、チェックインを1人10秒の一言に圧縮する手もあります。ゼロにだけは、しないでください。
Q. 毎回アイスブレイクを考えるのが大変です
ネタ切れは、カタログに頼ってください。はじめての人向けや場を作る手法を眺めれば、来月分はすぐ埋まります。それに、考える仕事はあなたが独占しなくていい。「来週の場作り、誰かやってみない?」と手渡すのも、立派なファシリテーションです(この「手渡し」はレッスン10の主役です)。
Q. 場作りって、要するに心理的安全性のことですか?
重なりますが、イコールではありません。心理的安全性は「このチームでは対人リスクを取っても大丈夫だ」という、時間をかけて育つチームの状態です。場作りは、その日その場の準備であり、心理的安全性を育てるための日々の水やりにあたります。冒頭の5分の場作りを毎回続けることが、数か月後のチームの心理的安全性を作る。逆に言うと、場作りを一回やった程度で「心理的安全性ができた」とは言えません。焦らず、毎回、淡々と続けましょう。
Q. そもそも、ふりかえりの時間がよく潰されます。場作り以前の問題です
これは深刻で、かつ、あるあるです。会議が長引いた、リリースが近い、偉い人の都合が入った。ふりかえりの時間を守ること自体が、実は場作りの第一歩です。毎週同じ曜日・同じ時間に定期予定として押さえ、チームの「動かさない予定」に育てていきましょう。それでも潰されそうになったときの戦い方(上司への説明、ROIの語り方)は、レッスン11でまるごと1週かけて扱います。
Q. うちの職場では、お菓子や音楽はちょっと難しいです
無理は要りません。物理的な場作りの本丸はレイアウトで、音楽や飲食は加点要素です。椅子の向きと、ボードと、付箋。それだけで十分に場は変わります。
今週の実践
今週は、設計を1つだけ足してください。次のふりかえりの冒頭5〜10分に、場作りの活動を1つ入れる。迷ったらDPAか、一言チェックインです。あわせて、座り方を1つ変える。全員がボードに体を向ける配置にする。この2つをやったうえで、終わったあとにチームへ一言聞いてみてください。「今日、話しやすさはいつもと違った?」
返ってきた答えが、あなたの場作りの初めてのフィードバックです。レッスン3では、その場の上で交わされる会話の側へ進みます。テーマは「聴く技術」。ファシリテーターの問いと相づちが、意見の量と深さをどう変えるかを扱います。
今週の実践課題
- 次のふりかえりの冒頭5〜10分に、場作りの活動を1つ入れる(迷ったらDPAか一言チェックイン)
- 座り方を1つだけ変える。全員がホワイトボード(オンラインなら共有ボード)に体を向ける配置にする
- ふりかえりの前に、飲み物やお菓子を1つ持ち込んでみる(できる職場なら)
- 終わったあと、「今日、話しやすさは普段と違った?」とチームに一言聞いてみる
ひとりで進める場合:自分がよく参加する会議をひとつ思い浮かべ、「心理的な場作り」「物理的な場作り」がそれぞれ何点かを採点してみましょう。低い方をひとつ、自分の権限で変えられる範囲で変えてみてください。
読み終える前に、少しだけ書いてみましょう
自分の過去のふりかえりと照らし合わせて考えると、読んだ内容が身につきます。書いた内容はこの端末に保存され、あとからまとめて読み返せます。すべての問いに一言でも書けば次へ進めます。
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ここから下は、実践したあとに書きます
上の問いに答えたら、いったんここを離れて、実際にやってみてください。やってみたあとに、このページへ戻ってきて続きを書きましょう。
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