象、死んだ魚、嘔吐(ぞう、しんださかな、おうと)

Elephant, Deadfish, Vomit

言い出せない大問題(象)・処理し続けている問題(死んだ魚)・吐き出したい本音(嘔吐)を、絵とともに書き出す手法。普段は口にできない話題を安全に共有できます。

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象、死んだ魚、嘔吐 手法のイメージ
手法のイメージ

進め方

  1. 象、死んだ魚、嘔吐の3つの絵を描いて、関連する内容を付箋に書いていく。思いついた順でかまわない
  2. 象:「会議室に大きな象がいて、明らかに邪魔なのに、問題が大きすぎてだれも口には出そうとしない」
  3. 死んだ魚:「僕はいつもこの死んだ魚の処理をしている」
  4. 嘔吐:「この場でゲロってしまうけれど、怒らないで聞いてほしい」

いいところ

  • 言いにくい悩みや、暗黙のルールになっているような情報を率直に話せる

手法のポイント

  • オープンに、率直に話す
  • 元々は、ジョー・ゲビアが全社でリーダーに倣う雰囲気ができたことへの改善に展開したツール

詳しいやり方

Airbnb社で生まれた、言いにくいことを吐き出すための手法です。3つの比喩が、口に出しにくい話題に「名前」を与えてくれます。

  1. ホワイトボードに、象・死んだ魚・嘔吐の3つの絵(またはアイコン)を描き、それぞれの意味を説明します
    • :口に出さないけど、全員が知っている真実。「会議室に大きな象がいて、明らかに邪魔なのに、問題が大きすぎてだれも口には出そうとしない」
    • 死んだ魚:放っておくと、ますます悪化する事。「僕はいつもこの死んだ魚の処理をしている」
    • 嘔吐:断罪されずに吐き出したい胸のつかえ。「この場でゲロってしまうけれど、怒らないで聞いてほしい」
  2. それぞれに関連する内容を付箋に書いていきます。思いついた順でかまいません
  3. 出てきた付箋を眺めながら、チームで話し合います

進め方のポイント

この手法の価値は、「オープンに、率直に話す」ことを全員で許可し合えるところにあります。「嘔吐」というインパクトのある言葉が、「ここでは何を言ってもいい」という空気を作ってくれます。

元々は、Airbnb共同創業者のジョー・ゲビアが、全社でリーダーに倣う雰囲気ができてしまったことへの改善として展開したツールです。心理的安全性が下がってきたと感じたとき、遠慮が積み重なってきたときに使ってみましょう。ただし、出てきた内容を決して断罪しないこと。それがこの手法の大前提です。

🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます

もっと詳しく(出典・参考書籍)

この手法を紹介するときは

ブログや資料で紹介するときは、こちらをコピーしてお使いください。利用について →

出典:ふりかえり実践会「象、死んだ魚、嘔吐」https://hurikaeri.jp/catalog/elephant-deadfish-vomit/(びば/森一樹)
原典:Airbnb Story(2017)

みんなの実践メモ

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