Roman Voting(ろまんぼーてぃんぐ)
ローマ投票
親指を上げるか下げるかを「せーの」で全員同時に出し、瞬時に合意を確かめる手法。声の大きい人に引きずられず、全員の本音が一目でわかります。
進め方
- 確認したい意見やアイデアを1つ読み上げる
- 全員が握りこぶしを作り、「せーの」で親指を上(賛成)・横(どちらでもよい)・下(反対)を同時に出す
- 反対がなければ採用。反対があれば理由を聞いて話し合う
いいところ
- 道具いらず・数秒で全員の合意度が可視化できる
- 「実は合意していない」人を見逃さない
手法のポイント
- 必ず「せーの」で同時に出そう。順番に出すと他の人につられてしまう
- 親指を下げるのに抵抗がある場合は、指で〇×を作るジェスチャーに変えてもOK
詳しいやり方
複数の意見の中から全員が合意できるものを短時間で選ぶのは、慣れていないと苦戦するものです。意見の強い人が「これ、合意でOKかな?」と聞くと反対意見を挙げにくい空気になり、「実は合意していないのだけど…」と心の中で思っている人が生まれがちです。Roman Votingは、そんな場面で全員の本音を一瞬で見える化する手法です。
やり方は簡単。確認したい意見を1つ読み上げたら、全員が握りこぶしを作り、「せーの」で同時に親指を出します。
- 親指を上(サムズアップ)=賛成
- 親指を横=どちらでもよい
- 親指を下(サムズダウン)=反対
同時に出すのがポイントです。順番に出すと、先に出した人の意見につられてしまいます。
反対がなかったものだけを採用していきます。1人でも反対があれば、その場で理由を聞いて話し合いましょう。全員が一致団結して「やる!」と言えるものを選ぶことが、決めたことを守る文化につながります。
DPAやWorking Agreementでのルール決め、アクションの最終決定など、「候補は出そろった、あとは決めるだけ」という場面で活躍します。候補が多い場合は、Roman Votingで残ったものをドット投票でさらに絞り込む組み合わせも有効です。
なお、サムズダウンにあまり良い印象を持たない人もいます。そういったときは、指や腕で〇×を作るジェスチャーに置き換えるとよいでしょう。名前の由来は、古代ローマの闘技場で観客が親指の向きで剣闘士の処遇を決めたという故事にちなんでいます。
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「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
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出典:ふりかえり実践会「Roman Voting」https://hurikaeri.jp/catalog/roman-voting/(びば/森一樹) 原典:アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット(2021)
みんなの実践メモ
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