チームルール決め(ちーむるーるぎめ)
Working Agreements
チームで働くうえでのルール(Working Agreement)を全員で作成・修正する手法。全員で決め、遵守し、お互い律しあうことで、チームが自律的に動けるようになります。
進め方
- 4人以下のペアに分かれ、ペアごとにチームのルール(追加・変更・削除の候補)を3〜5個作る
- ペアごとに、最も重要だと思うルール案を発表する(1グループ3〜5分)
- Roman Voting(親指を上・横・下で同時に出す)で反対がなかったものを選ぶ
- 7つを超えた場合はドット投票で絞り、上位5〜7つを新しいルールとする
いいところ
- ルールを守る責任が個人に、チェックがチーム全体の役割になる
- チームが自律的に動けるようになる
手法のポイント
- 現実的で守ることができるルールにしよう
- 既存ルールは「削除すべき」「追加すべき」「変更すべき」の3分類で見直そう
詳しいやり方
チームで働くうえでのルールを作成・修正する手法です。チームのルールはWorking Agreementとも呼ばれます。ルールを守ることは個人の責任、ルールが守られていることのチェックはチーム全体の役割。全員でルールを決め、遵守し、お互い律しあうことで、チームが自律的に動けるようになります。
まず、4人以下のペアに分かれて、ペアごとにチームのルールを3〜5個作ります。すでにルールがある場合は、次の3分類で見直しの候補を挙げるとよいでしょう。
- ルールから削除すべきもの:陳腐化して使われていない、または文化として完全に根付いているもの
- ルールに追加すべきもの:新しい行動や、日常的に行われていないもの
- ルールを変更すべきもの:現状に即していない、あるべき姿と異なるもの
つぎに、ペアごとに最も重要だと思うルール案を発表します(1グループ3〜5分で簡潔に)。発表が終わったら、Roman Votingでルールを決めていきます。Roman Votingは、親指を立てる(賛成)・横にする(どちらでもよい)・下にする(反対)の3パターンを「せーの」で全員同時に出して合意を得る方法です。反対がなかったものだけを選び、7つ以下ならそれを新しいルールに。7つを超えたら1人3つのドットシールで投票し、上位5〜7つを選びます。
進め方のポイント
現実的で、守れるルールにしましょう。楽しさが先行して無茶なルールになったり、誰も守らないルールになってしまうと意味がありません。議論中にファシリテーターがそっと働きかけましょう。
決めたルールは見える場所に掲示して、ふりかえりのたびに見直せるようにします。ふりかえりの場のルール作りに特化したければDPA、道場の掟のように楽しく作りたければチームの心得もおすすめです。
🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます
「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
この手法を紹介するときは
ブログや資料で紹介するときは、こちらをコピーしてお使いください。利用について →
出典:ふりかえり実践会「チームルール決め」https://hurikaeri.jp/catalog/working-agreements/(びば/森一樹) 原典:アジャイルレトロスペクティブズ(Working Agreements)
みんなの実践メモ
やってみてどうでしたか?スタンプはすぐ反映、コメントは承認後に掲載されます。