タイムラインを使ったふりかえりの共有(たいむらいんをつかったふりかえりのきょうゆう)
グループ・組織の全員が、同じ時系列軸に1人1レーンのタイムラインを描いて共有する手法。やったこと・わかったことを組織全体で俯瞰でき、上司へのフィードバックの時間で組織のつながりも強まります。
進め方
- 全員が同じ時系列軸上に、1人1レーンでタイムラインを描く。YWTの「やったこと」「わかったこと」を色分けした付箋で時系列に書き出す(15〜20分)。残り時間で他の人のタイムラインを眺める
- 体験・学びをどう活かすか、SMARTを意識して「つぎやること」を考える(10分)
- 1人1分程度で、つぎやることを全員に共有する(15分)
- 上司・管理職へのフィードバックを無記名の付箋で書き、貼り出す(5分)
いいところ
- 組織でどんなことがあったのかを俯瞰でき、新たな発見がある
- 上司へのフィードバックが組織のつながりを強める
手法のポイント
- 思い出しに詰まったら、周りのタイムラインからインスピレーションを得よう
- つぎやることの共有では批判や否定をせず、全員が受け止める
詳しいやり方
タイムライン(時系列)を使って、グループ・組織の全員で一定期間に起こったことを共有するアクティビティです。それぞれが今までやってきたことをふりかえり、共有し、組織のために次に何をすべきかを話し合います。年度の終わりなどに活用すると、組織の活性化に効きます。60分で行う場合の時間配分を紹介します。
1. タイムラインを描く+共有(25分)。YWTの「やったこと」「わかったこと」を時系列順に書き出します。同じ時系列軸上に1人1レーンでタイムラインを作り、全員分が並んで見えるようにします。レーンに名前を書き、やったこととわかったことは別の色の付箋で。書き出しは15〜20分で終えて、残りの時間は他の人のタイムラインを眺めましょう。組織でどんなことがあったのかを俯瞰すると、新たな発見があるはずです。思い出しに詰まったら、周りを見てインスピレーションを得てから自分の思い出しに戻るのもコツです。
2. つぎやることを考える(10分)。体験・学びをどう活かすか、できる限りSMARTに考えます。組織のミッションやビジョンを自分なりに捉えたうえで、自分は・グループは今後どうしていきたいのかを考えます。
3. 共有(15分)。1人1分程度で全員に共有します。15人以上いる場合はグループに分けてもよいですが、できる限り全員共有したほうが組織としての一体感が高まります。批判や否定はせず、それぞれの目標を全員が受け止めます。
4. 上司へのフィードバック(5分)。普段一緒に働いている上司や管理職へ、プラスのフィードバック・マイナスのフィードバック・期待を、無記名の付箋で書いて貼り出します。上司は、筆跡などで誰か分かってしまっても評価には使わず、真摯に受け止めます。
進め方のポイント
フィードバックしあう文化がない職場ほど、最後の上司へのフィードバックが組織のつながりを強めてくれます。ただし文化がない場では丁寧に導入しましょう。事前準備として、フリップチャートやホワイトボードをたくさん用意し、全員がいろんな人のボードを見渡せる大きな会場を確保してください。
🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます
「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
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出典:ふりかえり実践会「タイムラインを使ったふりかえりの共有」https://hurikaeri.jp/catalog/timeline-no-kyouyuu/(びば/森一樹) 原典:ふりかえり読本 学び編~経験を力に変えるふりかえり~(2019)
みんなの実践メモ
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