役立った、邪魔した、仮定した(やくだったじゃましたかていした)
Helped, Hindered, Hypothesis
ふりかえりの進め方そのものをふりかえる手法。「役立ったこと」「邪魔だったこと」「今後行うこと(仮定)」の3つを共有して、次回のふりかえりをよりよくします。+/Δよりも一歩踏み込んで、カイゼン案まで出せるのが特徴です。
進め方
- ホワイトボードを「役立った」「邪魔した」「仮定した」の3つのセクションに区切る
- 必ず「役立った」から順に意見を共有する(時間があれば付箋で、なければ口頭+メモでOK)
- 「仮定した」で出たアイデアのうち特に大事なものを選び、次回のふりかえりに活かす
いいところ
- ふりかえりのカイゼン案(アクションのアイデア)まで出せる
- よいところから振り返るので前向きに終われる
手法のポイント
- 必ず「役立った」から順番に共有しよう(最初から改善点を考えると、うまくいったところを思い出しにくくなる)
- 出たカイゼン案は見える場所に残して、次回の前に見直そう
詳しいやり方
ふりかえりの進め方そのものをふりかえり、次回のふりかえりをよりよいものにするための手法です。ふりかえりの中でチームにとって「役立ったこと」「邪魔だったこと」「今後行うこと」の3つを共有していきます。
- 役立った:ふりかえりの中で、考えやアイデアを出す手助けをしてくれた行動や事実
- 邪魔した:考えやアイデアを出す際の阻害要因となった行動や事実
- 仮定した:次回のふりかえりへのカイゼン案
事前準備として、ホワイトボードを3つのセクションに区切っておきます。「役立った」「邪魔した」「仮定した」の順に意見を共有し、最後に「仮定した」で出たアイデアの中から特に大事なものを選んで、次回のふりかえりに活かします。時間があれば付箋でじっくりデータを収集してもよいですし、少なければ口頭で出してもらい、メモを取るだけでも十分です。
+/Δ(プラス/デルタ)と同じ「ふりかえりをカイゼンする」ための手法ですが、「仮定した」によってアクションのアイデアまで出せるのが違いです。時間が取れないときは+/Δを、時間があるときはこちらを選ぶとよいでしょう。
進め方のポイント
ポイントはただひとつ、必ず「役立った」から順番に共有することです。最初から改善点を考えてしまうと、うまくいったところを思い出しにくくなります。KPTと同じように、問いの順番を守って出していきましょう。
どの手法を使っても、出したカイゼン案が忘れ去られて実行されなければ、ふりかえりはよくなりません。結果をホワイトボードや付箋に残しておき、次回のふりかえりの前に全員で見直すのが最も効果的です。
🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます
「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
この手法を紹介するときは
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出典:ふりかえり実践会「役立った、邪魔した、仮定した」https://hurikaeri.jp/catalog/helpful-hindered-hypothesized/(びば/森一樹) 原典:アジャイルレトロスペクティブズ(Helped, Hindered, Hypothesis)
みんなの実践メモ
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