熱気球(ねつききゅう)
Hot-air Balloon
チームを熱気球に見立てて、「もっと高く飛ぶには?」を全員で考える手法。絵とメタファが発想力を刺激し、前向きなアイデアを引き出します。
進め方
- みんなで大きく熱気球の絵を描く
- 「熱気球(チーム)をより高く上昇させてくれたものは何か」を付箋で書く
- 「熱気球の上昇を妨げたものは何か」を付箋で書く
- 共有し、要因を掘り下げる
- より高く飛ぶためのアイデアを検討する
いいところ
- 「絵を描く」行為がアイデアを生み出しやすくする
- 文字だけの手法よりも前向きな意見が出やすい
- 「良いところをどう伸ばすか」「チームの理想像」を考えるのに最適
手法のポイント
- 絵はきれいに描こうとしない。マウスでも、ぐちゃぐちゃでも構わないから、みんなで描いてみよう
- 一人で描くのではなく、みんなで描こう
- 必ず良い出来事を先に検討しよう
詳しいやり方
チームを熱気球に乗る人たちに見立てて、「気球をもっと高く飛ばして良い景色を見るには?」「風に乗って早く目的地に着くには?」と問いながら、チームを成長させるアイデアを考えます。事前準備と説明を含めて30〜50分、付箋を3色使います。
- 絵を描く:熱気球を大きくホワイトボードや模造紙に描き、中にチームメンバーを描きます。この作業をみんなでやると、ふりかえりがぐっと楽しくなります
- 良い出来事(5〜8分):「熱気球をより高く上昇させてくれたものは何か」を一人ひとり検討し、1色目の付箋で気球の上に貼ります。上昇気流・風船・鳥(チームを持ち上げるのを助けてくれたもの)など、メタファは自由に描き足しましょう
- マイナスの出来事:「上昇を妨げたものは何か」を2色目の付箋で。ぶら下がるおもり・気球を引っ張る人などのメタファで気球の下に。必ず良い出来事を先に検討してください
- 共有(10〜15分):良い出来事と悪い出来事の両方を共有し、必要な部分は要因を掘り下げながら追記します
- アイデア(個人5〜8分+共有10〜15分):3色目の付箋で「より高く飛ばすためのアイデア」を検討します。「上昇をさらに加速させる」「妨げるものを解決する」の2つの視点で
進め方のポイント
自分視点だけでなく、他人やチームに目を向けて、どんなに小さな事実でも挙げましょう。自分があたりまえにやっていることは自己評価しにくいもの。他者の良いところを挙げることで、挙げてもらった人は自分の良い点に気づけます。「良いところを見つける」活動を続けると、視点が「自分」から「チーム」へ向き、全体最適につながる考え方にシフトしていきます。
キャンバスは楽しく描きましょう。さまざまな色の付箋やペンを使って、カラフルなステージにしていくと、アイデアもどんどん湧いてきます。
メタファ違いの兄弟手法
モチーフを変えると、同じテーマでも違う対話が生まれます。帆船(ゴールとリスクを見る)、スピードカー(加速と減速を見る)、ロケット(目的地と思いがけないアイデア)もどうぞ。
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「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
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出典:ふりかえり実践会「熱気球」https://hurikaeri.jp/catalog/hot-air-balloon/(びば/森一樹) 原典:Hot-air Balloon(FunRetrospectives)
みんなの実践メモ
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