フラクタル(ふらくたる)

カンファレンス・研修などの学びを、イベント→日→全体と粒度を広げながらふりかえる(Feedback Cycle)+アウトプットする(Output Cycle)フレームワーク。学びが具体から抽象へ、メタ的な学びへと育っていきます。

⏱ 60分〜 👥 1人〜 難易度:むずかしい

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フラクタル 手法のイメージ
手法のイメージ

進め方

  1. 学びの場の出来事を「イベント(セッションや話題単位)」「日」「全体」の3つの粒度に分ける
  2. Feedback Cycle:粒度の小さいものからふりかえり、「どんな学びがあったか」「どんなアクションを起こしたいか」を検討する(各15分目安)
  3. Output Cycle:ふりかえりの結果を文字や図に書き起こしてアウトプットする(全体のアウトプットは必ず行う)
  4. 中のふりかえりにはYWTやFun/Done/Learnなど好きな手法を使う

いいところ

  • 学習が深化し、広く深いレベルで定着する
  • アウトプットが未来の思い出しのキーと、成長実感の材料になる

手法のポイント

  • すべてのイベントをふりかえる必要はない。重要なものから重点的に
  • 全体のふりかえりとアウトプットは必ず行おう

詳しいやり方

フラクタルは、Feedback CycleとOutput Cycleの2つのサイクルを回すふりかえりのフレームワークです。勉強会・カンファレンス・研修などの「学びの場」に対して、ひとりでも複数人でも使えます。フレームワーク自体はふりかえりの手法を定義していないので、YWTFun/Done/Learnなど、好きな手法を交えながら活用してください。

Feedback Cycleでは、学びの場で起こった出来事を小さな粒度に分割し、小さいものからふりかえります。粒度は3つあります。イベント(カンファレンスの1セッションや研修の1テーマ、話題が切り替わる単位)、(1日ごと)、全体(開始から終了まで。事前準備や事後作業も含む)です。イベント→日→全体と、小さい粒度から大きな粒度へ発展させていくことで、学びが具体的・局所的なものから、抽象的・包括的なメタ的な学びへと変化していきます。目安は各15分。3日間20セッションのイベントなら最大で計360分ですが、すべてをふりかえる必要はありません。重要だと感じたイベントや日から重点的に行い、全体のふりかえりだけは必ず行いましょう。

Output Cycleでは、ふりかえりの結果を文字や図に書き起こしてアウトプットします。書き起こすプロセスの中で学びが反芻され、学習の転移が起こりやすくなります。粒度はFeedback Cycleと同様で、必要だと思う粒度で出せばOK。全体のアウトプットは必ず行います。大きな粒度へアクションを出していくと、複数のアクションが結びついて、より具体的なアクションやビジョンのような大きな目的が見つかることもあります。

進め方のポイント

複数日続くイベントは、1日ごとにふりかえるとより大きな効果が得られます。アウトプットは、未来にふりかえったときの思い出しのキーとなり、自分の成長を実感する材料にもなります。複数人で行えば、学びを多角的に捉えてメタ的な学びを引き出せるほか、チームから組織へ学びを還元する資料の情報源にもなります。無理のない範囲で、楽しくやれる範囲で回していきましょう。

🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます

もっと詳しく(出典・参考書籍)

この手法を紹介するときは

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出典:ふりかえり実践会「フラクタル」https://hurikaeri.jp/catalog/fractal/(びば/森一樹)
原典:ふりかえり読本 学び編~経験を力に変えるふりかえり~(2019)

みんなの実践メモ

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