学習マトリックス(がくしゅうまとりっくす)
Learning Matrix
「よかったこと、続けたいこと」「変えたいこと」「新しいアイデア・気付き」「感謝」の4象限でふりかえる手法。感謝の象限があることで、カイゼンとチームの関係性向上を同時に進められます。
進め方
- ホワイトボードを4つのセクション(よかったこと・変えたいこと・新しいアイデア・感謝)に区切る
- まず「よかったこと、続けたいこと」「新しいアイデア・気付き」「感謝」の3つに意見を出して共有する
- 最後に「変えたいこと」を考える
- 意見を付箋に書いて共有、を繰り返してマトリクスを埋めていく
いいところ
- 感謝を伝え合うことでチームの関係性が向上する
- カイゼンとチームビルディングを1つの手法で進められる
手法のポイント
- 「変えたいこと」から始めるとポジティブな意見が出にくくなる。順番に注意
- 感謝だけは読み上げて共有しよう
詳しいやり方
ホワイトボードを4つに区切って、「よかったこと、続けたいこと」「変えたいこと」「新しいアイデア・気付き」「感謝」の4つの質問でふりかえる手法です。特徴的なのは、なんといっても「感謝」の象限があること。カイゼンのアイデアを出すだけでなく、感謝を伝え合うことでチームの関係性の向上まで一緒に図れます。
フリップチャートやホワイトボードを4つのセクションに区切っておきます。4色の付箋を用意すると、どのセクションの意見かが一目でわかって書きやすくなります。進める順番にはコツがあり、まず「よかったこと、続けたいこと」「新しいアイデア・気付き」「感謝」の3つに意見を出してチーム内で共有し、最後に「変えたいこと」を考えます。意見を付箋に書いて共有、を繰り返しながらマトリクスを埋めていきましょう。
意見が多い場合は、1枚ずつ読み上げなくても眺めるだけで共有の効果は得られます。ただし、感謝だけは読み上げて共有してください。声に出して伝え合うことで、チームビルディングの効果がぐっと高まります。
進め方のポイント
① 意見を出す順番に気を配りましょう。4Lsと同様、最初に「変えたいこと」から出そうとすると、ほかのポジティブな意見が出にくくなります。
② 「変えたいこと」は前向きに。問題点を挙げるだけでなく「こう変えてみたい」という言い方で挙げると、実験に富んだアイデアが集まります。
③ アクションを決める活動は別途組み合わせを。この手法にはアクションを具体化するステップが含まれていません。SMARTな目標などと組み合わせましょう。
バリエーション:事前にタイムラインなどで時系列に出来事や感情を収集しておき、そのデータを4つの軸に分類していく使い方もできます。読み物としての解説は記事ふりかえりのアクティビティ紹介:学習マトリックスもどうぞ。
🧩 Miro版カタログでこの手法を使う →ふりかえりカタログのMiroボード(誰でも利用OK)が開きます
「やってみた!」は同じ手法に週1回まで。カタログの「みんながやってる手法」に反映されます
もっと詳しく(出典・参考書籍)
この手法を紹介するときは
ブログや資料で紹介するときは、こちらをコピーしてお使いください。利用について →
出典:ふりかえり実践会「学習マトリックス」https://hurikaeri.jp/catalog/learning-matrix/(びば/森一樹) 原典:アジャイルレトロスペクティブズ(学習マトリックス)
みんなの実践メモ
やってみてどうでしたか?スタンプはすぐ反映、コメントは承認後に掲載されます。
猫のきもち