KWS(けーだぶりゅーえす)
KPT + Why + Solution
💡 手法考案:SQiP研究会 2011年度 第1分科会
KPTで洗い出し、なぜなぜ分析で真因を特定し、対策を立案する3ステップの手法。問題の深掘りとアクションを構造的に進められます。
進め方
- ステップ①事実の把握と整理: KPTで出来事と本音を洗い出す(Keepを最低1枚先に書く・1件1葉)
- ステップ②真因の特定: 注目すべきProblemを選び、なぜなぜ分析で因果関係を深掘りして真因を特定する
- ステップ③対策の立案: 真因に優先順位を付け、対策をブレストで立案する
いいところ
- KPT単独では難しい「案件の絞り込みと深掘り」、なぜなぜ分析単独では難しい「問題設定の納得感」を、組み合わせで両方解決できる
- 問題意識→危機意識→当事者意識の順に進むため、対策が実行に移されやすい
手法のポイント
- グラウンドルールを最初に合意して、本音で発言できる場を作ろう
- なぜなぜ分析は「なぜ」で右へ深掘りし、「だから何」で左へ検算しよう
詳しいやり方
[K]PT + [W]hy(なぜなぜ分析)+ [S]olution(対策)の頭文字を取った手法で、KPTとなぜなぜ分析を組み合わせて「真因」までたどり着くふりかえりです。ソフトウェア品質のSQiP研究会で研究・検証されました。3つのステップで進めます。
- ステップ① 事実の把握と整理:KPTで出来事と本音を洗い出します。1件1葉で付箋に書き、Keepを最低1枚先に書くのがルール(Problemから書き始めると、Problemだけに没頭してしまうため)
- ステップ② 真因の特定:挙がったProblemの中から注目すべきものを選び、なぜなぜ分析で「なぜ?」を繰り返して因果関係を深掘りし、関係者が納得できる真因を特定します
- ステップ③ 対策の立案:真因に優先順位を付け、対策(自分たちで実施するもの・上位層へエスカレーションするもの)をブレストで立案します
進め方のポイント
KPTは意見を広く集められる一方で絞り込みと深掘りが苦手、なぜなぜ分析は深掘りが得意な一方で「その問題を選んだことへの納得感」が作りにくい。KWSはこの2つを連携させることで、互いの弱点を補い合ういいとこ取りの手法です。
3つのステップには意味があります。①で問題意識が生まれ、②で原因を掘るうちに危機意識が生まれ、③で当事者意識を持って対策を立てられる。この順番を踏むからこそ、対策が実行に移されやすくなります。始める前にグラウンドルール(他言無用など)を合意して、本音で話せる場を作ることも忘れずに。なぜなぜ分析は「なぜ」で右へ掘り、「だから何」で左へ戻って検算すると、論理の飛びを防げます。
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出典:ふりかえり実践会「KWS」https://hurikaeri.jp/catalog/kws/(びば/森一樹) 手法考案:SQiP研究会 2011年度 第1分科会 原典:「KPT」と「なぜなぜ分析」を応用したKWS振り返りの研究(SQiP研究会 2011年度 第1分科会)
みんなの実践メモ
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